ジャズを聴くときは、ジャズのルールやシステムとか、聴くポイントとか、文化みたいなものを知っておかないと面白くありません。
ジャズは最初と最後にテーマを演奏して、その間はメンバー各自のアドリブソロでリレーしていきます。
テーマとテーマでサンドイッチされた、アドリブソロを聴く、という感じです。
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まずはテーマから始まってます。
それに続くアドリブ時間は間奏とは考えません。
テーマと同じコード進行のなかで、テーマのコード進行に沿ったアドリブを展開します。
例えばテーマが32小節なら、演奏者の頭の中はその32小節が繰り返し流れています。
何回繰り返しても構わない、どんどんアドリブを展開していきます。
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同じ曲を題材としても人によってアドリブは全く違います。
さらに同じ人でも毎回違った演奏をします。
「へー、あの曲がこうなるのか」
「おっと、今度はそう来たか」
「なんじゃこりゃー!」
それが面白いところです。
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これを楽しむためには聴く側もジャズスタンダードを知っておいた方がいいです。
知っているあのスタンダードが、この人が演奏するとこうなるのか、なるほどこれは面白い、となる。
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例えば、
1、「Softly as in a Morning Sunrise」という超有名なジャズスタンダードを知っている。
2、ジャズの演奏ルールや文化を知っている。
3、その上で、ソニー・ロリンズとジョン・コルトレーンとスタン・ゲッツの「Softly as in a Morning Sunrise」を聴き比べてみる。
これがジャズの聴き方です。
是非お試しください。
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